テニスラケットの選び方②長さや厚さ等のサイズを決めよう!

テニスラケットを選ぶポイントはいくつかありますが、
まずはサイズじゃないでしょうか?

サイズといってもいろいろとあるんですが、主には以下4つですね。

1)フェイス面積(ヘッドサイズ)
2)グリップサイズ
3)全長(長さ)
4)フレーム厚


それぞれ説明していきたいと思います。

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1)「フェイス面積(ヘッドサイズ)」は大きく分けて3種類

フェイス面積ってわかりますよね。

ストリングがはってあるボールが当たる部分の面の面積です。

数値でいうとだいた85~125平方インチくらいまであるんですが、
呼び方で大きく3種類に分類されることが多いです。

①ミッドサイズ(85~95平方インチ)

最も面が小さいサイズですね。

大きいに越したことないのでは?って思われるかもしれませんが、

大きいとその分空気抵抗も大きくなるといった理由もあって、
男性の上級者に好まれますね。

上級者だと打ち損ねが少なくなりますからね。

もちろん上級者でももっと大きなフェイス面積のラケットを使う人も
いますので、好みですね。

フェイス面積が小さいと上級者感も出ますしね。^^;)

ただし、スイートスポットをはずすことが多い初心者には
向きません
のでご注意を!


②ミッドプラス(95~105平方インチ)

ちなみに私の使っているラケットもミッドプラスです。

100平方インチを超えれば、極端にフレームショットになる
なってことはないと思います。

おそらく一番使っている人が多いんじゃないですかね。

まわりを見渡す限り。

初心者でも男性ならミッドプラスからはじめてもありかなと思います。


③オーバーサイズ(105~125平方インチ)

最も大きいサイズです。

反発力の大きいモデルが多いので、ラクにテニスができます。

女性の初心者が選ぶならまずこれですね。

男性でもミッドプラスに不安があれば、オーバーサイズで良いと思います。

ということで、はじめてラケットを購入する
比較的初心者(テニススクールでいうと初中級レベルくらい)なら
オーバーサイズを中心に試してみると良いですね。

2)「グリップサイズ」は4種類!

次にグリップサイズですが、1~4までの数値であらわされます。(3までの場合もあり)

円周でいうと「1:10.5cm」「2:10.8cm」「3:11.1cm」「4:11.4cm」なんですが、

ぴんときませんよね。^^;)

実際握ってみることをおすすめします。

注意事項が一点、グリップにはグリップテープを巻くってことです。

グリップは握っていると手汗等で劣化しますので、
グリップテープをまかないってケースはほぼないかと思います。

つまり、実際のサイズよりも一回り太くなるってことです。

細すぎず、太すぎず、ちょうど良いのを選びたいので、
ラケットを持っている人に借りて、実際ボールを打ってみてください。

違和感がなければ、OKです。

いろんなサイズを同時に試せればさらにわかりやすいですが、
だいたいの人が

男性の場合「グリップサイズ:3」
女性の場合「グリップサイズ:2」


を使っている人が多いので、いろいろは試せないかもしれません。

借りてみて、自分も違和感なければそれにするって感覚で良いかと思います。

よくテニスうんちく好きな人で
細いグリップのほうがグリップチェンジしやすいからボレー向きだとか
太いと固定しやすいのでストローク向きだとかいう人がいますが、
現代テニスはオールラウンドプレイが基本ですから、
ちょうど良いのを実際に試して選んでくださいね
。^^)

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3)「全長(長さ)」は27インチがスタンダード!

別記事「テニスラケットは長さや面の大きさ等規格が決まってます!【四コマ】」で
ラケットの規格について詳しくまとめていますが、
ラケットフレームの長さでいうと29インチまでと決まっています。

そしてスタンダードの長さが27インチとなっています。

なので、たいていのテニスラケットの長さは27インチなので、
初心者が選ぶ場合は27インチで問題ないと思います。

私のラケットは27.5インチなのですが、
これは一時期の長ラケブームの名残です。

長ラケブームを簡単に説明すると、いまも錦織圭のコーチとして有名な
マイケル・チャンが28インチとスタンダードなものよりも
1インチ長いラケットを使用して活躍した時に起きました。

私も持ってました「プリンスのマイケルチャン・グラファイト」^^)

当時27インチのラケットから28インチのラケットに持ち替えた時は
ストロークが横振りの感覚になったのを覚えています。

何センチかの長さの違いですが、大きく感覚が変わるので注意が必要です。

以降は27インチが依然としてスタンダードですが、
錦織圭の使用しいている「Wilson BURN95」は27.25インチとちょっと長くなってます

長ラケについて正直慣れれば、多少長くても問題ないですが、
いままで27インチを使っていると違和感があるかな?と思います。

ということで、初心者ならば27インチを選べば問題ないと思います。

4)「フレーム厚」も大きく分けて3種類

フレーム厚についてはとくに分類名がないんですが、薄い順に

①薄い 17~21mm
②中くらい 22~26mm
③厚い 26~30mm


といった感じです。

ちなみに錦織圭使用のWilson BURN95の場合、22mmです。

基本厚いほうが反発力がありますので、筋力に自信のない方におすすめです。

厚過ぎても振動吸収性が悪いっていう面があるので、
個人的には中くらいの厚さがおすすめです。

あとは筋力があるのに、反発力のあるラケットを選ぶと
自分が考えるよりもボールが飛びすぎてしまいますので注意が必要です。

筋力に自信がないって方も、ラケットのフェイス面積を
オーバーサイズにするだけでも大分反発力がありますから、
厚さは26mm程度で良いかな?と思います。

なので、初心者なら男性も女性も中くらいの厚さの中から選ぶのがおすすめです。

まとめ

今回はテニスラケットの選び方として以下4つのサイズについてご紹介しました。

「フェイス面積(ヘッドサイズ)」「グリップサイズ」
「全長(長さ)」「フレーム厚」

実際試打して欲しいですが、初心者におすすめなのは以下の組合せかなと思います。

【男性の場合】
・フェイス面積:ミッドプラス
・グリップサイズ:3
・長さ:27インチ
・フレーム厚:22~26mm

【女性の場合】
・フェイス面積:オーバーサイズ
・グリップサイズ:2
・長さ:27インチ
・フレーム厚:22~26mm

あとは、体格・年齢等にもよるので、それぞれの特徴を理解した上で
サイズを調整してくださいね。

【目次】
 ①初心者も道具にこだわるべき?
 ②長さや厚さ等のサイズを決めよう! << この記事です!
 ③重さとバランスで変わる振り抜き易さ
 ④ストリングパターンとは?
 ⑤メーカーと使用プロで選ぶ!
 ⑥メーカーで選ぶ!その2
 ⑦ショップを選ぼう!安いのはどこ?
 ⑧海外正規品とは?テニスラケットを値段の安さだけで選んでみた!

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